荒木詩郎


2つの課題

 当面する地域の課題を2つ申し上げます。まず皆様が望んでおられる『南行徳駅前通り(通称30m道路・塩浜4丁目から南行徳駅前へ通ずる市道)』の歩道の安全確保についてですが、現在片側3車線ありながら、事実上2車線しか使われておらず、トラックなどの駐車に使われている1車線を自転車専用道にして、歩行者の安全を確保するように市川市と交渉しています。昨年の4月から、塩浜小学校と塩浜中学校が市川市で初の小・中一貫校の『塩浜学園』となり、一部自転車通学も認められるようになりましたが、子供たちの安全を確保するためにも必要な対応だと思います。平成28年度中に内容をつめて29年度中に工事・完成にこぎつけたいと思っています。歩道橋を撤去して信号機にしてほしいとの要望もありますが、地域の方々の合意が得られればそれも求めて行きたいと思いますが、これには千葉県警との交渉が必要になってきます。

  2つ目に、現在市の文化スポーツ部の所管で、塩浜市民体育館の付属施設的な扱いとなっている『まちかど健康サロン』ですが、これはもともと「地域の福祉の拠点となる『サロン』をハイタウン塩浜の商店街に設置してほしい」という地域住民の声にこたえて設置されたものです。4月からは福祉部の所管にして、「地域ケアシステム」の活動の拠点となる施設にするよう市川市に求めています。塩浜地域全体の地域を支え合うさまざまな取り組みを行う『拠点』になればいいなと思っています。それには、自治会や管理組合の枠を超えた地域住民全体の協力が必要不可欠ですが、5年前の大震災で発揮された実績をもってすれば、そのような団地づくりは可能だと思います。市の福祉部長は12月議会の私の質問に対して「塩浜地域を市川市の高齢者対策のモデル地域にしたい」と答弁(裏面参照)しました。そのモデル地域の拠点の実現を市川市に求めてまいります。

  この対策を進めるためには、地域社会の将来を見据え、高齢者ばかりではなく若い世代の入居を促進し、子どもたちにも「住んでみたい」「住んで良かった」と思ってもらえるような地域にすることが必要です。将来の塩浜地域を支えていく次の世代の育成と、皆様とともに支えていく次の塩浜地域の代表者を見いだす努力を私自身がしなければならないと思っています。

 本年も皆様のご指導・ご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します。

 

12月議会での荒木詩郎の一般質問(概要)

 

マンションの空家問題への市の認識と対応策について
 市川市は他市に先駆けて条例を制定し、空家対策に積極的に取り組んできました。各都市が次々に同様の条例を制定する中で、国も「空家等対策の推進に関する特別措置法」を制定、平成27年5月から施行されました。この法制定に合わせて市川市は昨年の9月議会で市の条例を全部改正して、新法と整合性をとりつつ市川市独自の施策を引き続き行っていく体制を整備しました。

「空家」というと一戸建ての空家を連想しますが、一番難しくて厄介なのが「マンションの空家」の問題です。市川市は「マンションの空家が市内に約760戸程度あると推測される」また「築年数の古いマンションほど空室化・賃貸化・居住者の高齢化が進んでいる」と答弁しましたが、実態の把握も推測の域を出ず、マンションの老朽化の進行と空家の増加を懸念しながらも十分な対策をとろうとしていません。マンションの空家は国の法律の対象外になっているため、市川市独自にこの問題の対策に乗り出すべきではないかと市川市の見解を求めました。
街づくり部長は「マンションを適切に維持管理していただくための『維持管理支援』および『管理組合の運営等に関する支援』と合わせて、国の施策や移住・住みかえ支援機構、UR都市機構との連携を図り、総合的に進めてまいりたい」と、残念ながら抽象的な答弁に終始しました。

塩浜地域のように管理組合のしっかりしたマンションや、URの賃貸マンションでは大きな問題となっていませんが、市川市からも何の働きかけもありません。市の管理する市営住宅も老朽化・高齢化が進み、事実上の空家になっており、自治会でも心配しているにもかかわらず、市川市はその実態を十分に把握していません。
近い将来、必ずマンションの空家問題が深刻になってきます。この問題にしっかりと対応するように、今後も市川市に求めてまいります。

「まちかど健康サロン」に福祉拠点を設置することについて
昨年7月に「南行徳地区社会福祉協議会」の会長とブロック長の連名で「まちかど健康サロン」を福祉拠点にしてもらいたいという要望書が市川市に提出されました。この実現を求めたところ、福祉部長から「まちかど健康サロンを地域ケアの拠点とするよう協議している。塩浜4丁目を高齢化対策のモデル地区にと考えている。必要な予算は今後も確保し、むだな経費は削減していきたい。」との答弁がありました。

 まちかど健康サロンは私が当時の千葉光行市長にお願いして、URの空き店舗を市川市が借り上げてつくっていただいたものです。このサロンを地域住民に役立つものにすることは私の責任でもあります。地域の方々の要望が実現する形で市川市が検討を進めていることがわかりましたが、これを評価しつつも、本当に目に見える形で実現するように、今年の2月議会でしっかりと確認したいと思います。


過去の議会報告

27年度       9月定例会 6月定例会
26年度   2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
25年度   2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
24年度 2月定例会  平成25年度予算賛成討論 12月定例会 9月定例会 6月定例会
23年度         2月定例会 
  24年度予算 12月定例会 敬老祝金支給条例改正案 9月定例会 6月定例会
22年度   2月定例会
  23年度予算要求回答 23年度予算措置要求 12月定例会 9月定例会 6月定例会
21年度 2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会 5月臨時会
20年度 2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
19年度 2月定例会 9月定例会 臨時会・6月定例会 12月定例会 2月定例会
18年度 12月定例会 総務委員会視察
(佐賀・長崎・大宰府)
9月定例会 行徳臨海部特別委員会視察 6月定例会
17年度 2月定例会 18年度予算要望に対する市川市からの回答 12月定例会 9月定例会 6月定例会
16年度 2月定例会 12月定例会 9月定例会 市営住宅審議会 6月定例会
15年度 2月定例会 12月定例会 決算審査特別委員会 9月定例会 6月定例会
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