平成21年5月臨時議会
  市職員の6月ボーナス減額を議決 

平成21年5月臨時会が5月29日(金)に招集されました。

市川市特別職の職員の給与及び議員報酬等並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正について及び議案第1号市川市一般職員の給与に関する条例の一部改正について(総務委員長報告 荒木詩郎議員)


市川市職員の給与やボーナスは、『人事院勧告』に準じて決定されてきました。
 公務員にはストライキなどの労働基本権が制約されていますから、その代償措置として、『人事院勧告』というしくみがつくられています。国家公務員の給与については人事院が民間の給与実態を勘案して、毎年8月に『人事院勧告』というかたちで国に勧告し、政府は原則としてその勧告を尊重して国会に給与法の改正案を提出し、国家公務員の給与が決定されてきました。

 独自の支給体系をもっていない市川市も、多くの他の市町村と同様、『人事院勧告』に基づく給与改定を行ってきています。

 昨年来からの世界的な不況で、わが国の民間の給与水準も「過去20年以上にわたって見られないほどの大幅な前年比マイナスとなることがうかがえた(人事院)」ことから、人事院は緊急調査をした上で、5月1日、夏のボーナスを「0.02ヵ月分凍結」するという『人事院勧告』を行いました。
夏のボーナスの取扱いは、支給の基準日である6月1日前に決定しなければならないため、異例のことではありますが、そのための臨時会が招集されることになったのです。

 今回の改訂により減額される予算額は全体で2億9,700万円となり、
市長▲268,224円 副市長▲220,968円 一般行政職の平均で▲91,954円となっています。


 市議会の議論の中には「職員の勤労意欲や生活に大きな影響を与える」として反対する意見もありましたが、今、民間の企業ではボーナスが減額されたり、そればかりか支給しないというところもある中で、雇用の身分が保障されている公務員のボーナスが「高いまま」ではすまされないのは当然のことだと思います。

 本会議での議案質疑、総務委員会の審議を経て、「市川市職員給与条例改正案」は賛成多数で可決・成立しました。
 また、市議会議員の夏のボーナスについても0.02ヵ月分凍結する案が議員発議で提案され、全会一致で可決・成立しました。


総務委員長最後の仕事         

職員給与条例の改正は総務委員会の所管になります。6月議会で委員長が交代しますから、総務委員長最後の仕事になりました。

ここで腕の見せ所がやってきました。
 総務委員会は午前10時半から始まり、昼の休憩をはさんで午後2時半前に終わりました。委員会の報告を委員長に一任することをとりつけて終了したわけですが、これを本会議に報告しなければなりません。

 普通、定例会の場合には、委員会が終わって委員長報告作成日を2日間設けることになっています。委員会の質疑応答を事務局が速記しておいて、それを起こして、委員長報告の原案をつくり、委員長・副委員長で確認して完成することになります。

 私はこの2年間、委員長報告の作成にあたっては、毎日の委員会終了後に、副委員長と事務局とで打ち合わせを行い、その日の委員会審議の中で委員長報告とすべきことを確認する機会を持つようにしました。これは、「事務局任せにしない」とか「事務局が信用できない」ということではなく、委員長報告には政治的なポイントを盛り込む必要があるからです。事務局は政治家ではありませんから、大した意味のある発言に思えないところも、議員からすれば重要だと思うところがあるわけです。「委員長報告に盛り込んでほしいと」思っている各議員の要求を取り入れるように努めてきたつもりです。副委員長や事務局には余計な手間をとらせてきましたが、お陰様で私がこの2年間行ってきた委員長報告は、「簡」にして「要」を得、委員会の審議を適正に反映したものになったと自信を持っています。

 さて臨時会は会期を1日しかとっていないため、委員長報告ができるまで全議員が待たされることになります。総務委員以外の議員はすでに10時半から「待機」の状態になっています。少しでも早く本会議に報告しなければなりません。

 前日開かれた「議会運営意委員会」で、日程の予想を聞かれた議会事務局は、「委員会が2時半に終了した場合、本会議開催は4時半頃開催」と答えていました。委員長報告作成に2時間見たわけです。

 ここで委員長の腕の見せ所がやってきました。私は委員会終了後その場で副委員長・事務局を交えて委員長報告を作成することにしました。委員会審議のポイントを確認した上で、そのやりとりの内容を私が口頭で文章にしてしゃべり、事務局がパソコンに打ち込むという作業でしたが、約30分で終了して3時前にはできあがりました。

 すぐ本会議が開かれるかと思っていたのですが、私の作った委員長報告を事務局が確認する作業に何と40分もかかってしまいました。結局何も直すところはありませんでした。このことについての不満はありますが、本会議は3時50分に再開され4時半前には終了することができました。

 本会議での委員長報告で「有終の美」を飾ることができました。


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平成18年12月定例会 総務委員会視察
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平成18年9月定例会 行徳臨海部特別委員会視察
平成18年6月定例会 平成18年2月定例会 18年度予算要望に対する市川市からの回答 平成17年12月定例会
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