9月議会が終了・21議案を可決 

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 市川市議会9月定例会が9月5日(水)から25日(火)まで開催され、市川市から提出された、合わせて21の議案はいずれも可決されました。


○平成18年度決算―財政健全化傾向強まる

 9月議会には平成18年度決算が提出されました。10月に行われる決算特別委員会で審議されます。平成18年度決算を見ると、財政力の強さを表す指標である財政力指数は1.10となり前年度の1.07を上回りました。財政の弾力性を表す経常収支比率は86.2(17年度)から86.4(18年度)となり、やや硬直化傾向が強まりましたが、いわゆる借金返済の度合を示す公債費比率は8.6(17年度)から7.2(18年度)となり、財政の健全化傾向がいよいよ強まりました。夕張市が財政再建団体に転落するなど、国も地方も厳しい財政運営が続く中で、市川市は健全すぎるといってもいいような財政運営を維持しており、千葉光行市長が協力に進めてきた行財政改革の結果であると思います。逆にいえば、それだけ市民生活のために使える財源が市川市にはあるということであり、無駄な経費ではなく、市民生活に必要な経費はこれを惜しむことなく支出する事が必要だと思います。


○「住基カードで図書貸し出し」「撤去自転車保管料引き下げ」

 9月議会で可決された21議案の中には、住民票の写しや印鑑登録証明、市民税証明、はり・きゅう・マッサージ券、福祉タクシー利用券などを引き出すことのできる住民基本台帳カードに、新たに図書を借りられるようにするための条例改正や、私が2月議会の質問で約束させた、撤去自転車を引き取る際の保管料を引き下げる(自転車4000円→3000円、原付8000円→6000円)条例改正が含まれています。住基カードの交付を来年3月末までに申請すれば手数料500円を支払うことなしに無料で交付してもらえるので、まだカードを持っていない方には今がおすすめです。

 荒木詩郎の9月議会一般質問

○市川市の予算編成について
 市川市の予算編成の流れは、国の予算編成とほぼ同様の流れですが、国にはない市川市の予算編成の特徴は、経費節減の努力の結果を次の年の予算に反映させる「インセンティブ制度」というしくみが導入されていることです。私はこれを評価した上でさらに、現在10月初旬に決定している来年度の予算編成方針を、10月に行われる決算委員会の審査終了を待って行い、決算審査の結果を予算編成に反映させるべきであると主張しました。また、8月末に行われる国の概算要求の結果をよく分析して、市川市の予算編成に反映させるべきだと主張し、「もっと勉強したい」と前向きの答弁を引き出しました。

○「ふるさと納税」制度について
 いま「ふるさと納税」という構想が政府部内で検討されていま。総務省は今年6月に「ふるさと納税研究会」を立ち上げ、年末の税制改正に間に合うよう基本方針をまとめるべく作業が進められていますが、千葉光行市長は福井県知事とともに自治体関係者として選ばれ、この研究会の委員になっています。そこで市長にこの制度についての見解を尋ねましたが、市長からは「ふるさと納税」で自治体間の税収の格差を埋める効果は限られているが、「ふるさと納税」には、税への関心を高めていく効果があり、税の使い道を納税者である市民が指定できる仕組みを、全国で唯一、実践している市川市長として、研究会で新たな仕組みづくりの必要性を強調していきたい」という趣旨の答弁がありました。

○「南行徳水辺の周回路構想」について
 6月議会に続き「南行徳水辺の周回路構想」について質問しました。市川市からは事業計画について、第1期として塩浜橋から猫実川沿いに三番瀬護岸までの約1.6kmを3ヵ年計画で整備する。平成20年に塩浜第2公園から塩浜体育館までの約730メートルの遊歩道を、平成21年に塩浜橋から猫実1号水門区間の約320メートルの遊歩道と桜並木を、平成22年にはハイタウン塩浜猫実川沿いの約530メートルの遊歩道を整備する計画である。猫実川沿いには現在、違法駐車の車両が多数存在しているが、地元4自治会で構成される塩浜環境協議会からこの問題を解決したいとの意向が示されている。この問題は、まさしく地域の皆さんの問題であり、違法駐車の実態、地域内駐車場の設置、利用状況などを基に、適正な駐車場利用について、地域で話し合いを行い調整する必要がある。それらの経過を見極めながら、遊歩道整備を進めていきたい、との答弁がありました。