9月定例議会を開催 28議案が成立

 平成18年9月の市議会定例会は、9月6日(水)から22日(金)まで開催され、市川市から条例16件、予算5件ほか29件の議案が提出され、決算委員会に付託されて審議される認定1件を除きいずれも提案どおり可決・成立しました。また7月19日に千葉県が示した県立高校の統合案に市川北校と西校が含まれていたため、市民から提出された「市川北高校・市川西高校の存続を求める意見書提出に関する陳情」が全会一致で採択されました。


○市川市は健全財政を維持  平成17年度決算
 市川市から提出された平成17年度決算によれば、自治体の財政力を表わす財政力指数は前年度の1.06から1.07に上がり、国から面倒を見てもらわなくても立派に行政運営ができる財政力がますます強くなりました。財政硬直度の指標である経常収支比率も前年度の87.4から86.2と1.2ポイント低くなり、自由に予算を使う余地も広がりました。また借金返済指標である公債費比率は前年度の9.4から8,6へと0.8下がり、公共事業をやれる余地もまた広がりました。行政改革によって健全財政を維持しながらも、市民のために必要なことには大胆に予算を投入していくべきです。


○緊急事態 何が起きても対応できる体制整備
 国の国民保護法制定を受けた組織関連条例2案も可決されました。かつて私が議会で指摘したように、事が起きて国がつくった後に対策本部をつくるのではなく、それ以前から組織をつくって対応するという体制の整備が進められることになります。


荒木詩郎の9月議会での質問


○がん対策 心のケアが大切

 今年6月に『がん対策基本法』が成立しましたが、「市川市も条例をつくってがん対策を強力に進めるべきではないか」と主張し、市川市からは条例制定について、「関係部署による研究会を設置して検討したい」との答弁がありました。また、「日本は医療技術は世界一流だが、遅れているのは精神的なケアだ。」と質問の中で患者の孤独感の解消や家族への情報提供などを求めました。


○ごみ処理対策 減量化に努力せよ

 ごみの12分別をしていることが資源化につながっているか聞いたところ、全国平均より低かった市川市の資源化率が、12分別にしてから全国平均や県平均を上回り、順調に推移しているとの答弁でした。私は「最終処分場のない市川市はごみ減量化に向けた更なる努力が必要だ」と指摘し、何らかのインセンティブの導入も含め、ごみの減量化に向けた努力を強く求めました。また、ペットボトルのキャップをはずして集め、再資源化した収益をワクチンに代えて途上国に送る「エコキャップ運動」を紹介し、行政としてもこうした運動を支援するよう求めました。


○放置自転車引き取り 料金引き下げよ

 「放置自転車の引き取り料金4000円は高すぎる。だからみな引き取りに行かない。隣の浦安市は1000円である。引き下げるべきだ。」と主張し、「早い時期に見直し方針を示したい。」と事実上引き下げることを約束させました。


○猫実川 周辺環境の整備を

 「猫実川護岸敷きの整備は、浦安市側と比較すると市川市側は著しく遅れている。今後どのように整備するのか。」と市川市の対応を聞いたところ、「ご指摘の通り、県と市が連携をとり、地元自治会のご意見を聞きご協力いただきながら積極的に環境改善に取り組んでいきたい。」との答弁でした。また9月議会に提出された補正予算の中に塩浜第2公園の整備費5000万円があります。若者向けの運動公園のようなものを考えているようですが、中高年の方々のためのジョギングロードや高齢者が散歩したり、若者のプレーを観戦したりすることのできるような施設にすることを求め、市の対応を約束させました。