荒木詩郎


9月議会を開催 15件を議決

 市川市議会9月定例会が、9月8日(金)から10月2日(月)まで開催され、条例4件など15の議案はいずれも可決・成立しました。


平成28年度決算の認定について

 9月議会の議案には平成28年度決算が上程され、会期中に決算審査特別委員会を開催・審議した結果、賛成多数をもって認定されました。平成28年度に見る市川市財政の特徴ですが、財政の豊かさを示す財政力指数は1,031(前年度比0.022%増)で、1.0をこえているため、この年も国からの地方交付税をもらわずに財政運営したという全国トップクラス(1.0以上はわずかに76団体)の財政力をもっています。また借入金の返済にあてる公債費の割合を示す公債費負担比率も7.4%(同0.4%増)と低い水準にとどまっています。

心配なのは財政の硬直性を表す経常収支比率が91.8%(同1,4%増)となり、財政の硬直化が進んできていることです。これが100%になると、必ず入ってくるお金は必ず使わなければならないところに出て行ってしまうことになります。福祉に使わなければならない財源が増えてきているのがその主な要因です。

大久保市長は今年の11月の市長選挙に立候補しない考えを表明していますが、2期8年間を通じて健全財政の維持に努めた役割は高く評価してもよいと思います。

荒木詩郎の一般質問

 9議会に行った一般質問の概要は次の通りです。

総合防災訓練について指摘した問題点は改善されたのか

 私は過去の議会でも毎年のように総合防災訓練を振り返り、何点かの問題点を指摘してきましたが、どう改善されたのか聞いたところ、「1.防災倉庫を体育館に近いところへ移動、2.避難所表示を大きくして配備、3.地域特性を考慮した無線通信の実施、4.防災拠点協議会は全39校のうち33校が設立、5.防災無線を使用したデータ通信では、避難所や訓練中の写真データの送信指示」など、指摘いただいた点について改善を図った。

今年の訓練では防災行政無線を利用したデータ通信での通信不良や受水層から給水ができない防災拠点も一部にあり、今後はこれらの改善を図っていく」との答弁が返ってきました。

仮本庁舎での業務開始後は順調なのか

仮本庁舎の業務開始から4ヶ月が経過しましたが、これまでに利用者や職員からどのような苦情があってどのように対応し、今後対応する方針なのか聞きました。

「『駅から遠くなった』『場所が分かりづらい』『来庁者の待合場所がない』『職員が食事・休憩するスペースがない』などの苦情があり、これに対して『案内表示の増設』『可能な限りの椅子やスペースの確保』に努めているとの答弁がありました。

私からは@敷地内への郵便ポストの設置A臨時駐車場の利用時間の延長B送迎バスの増便の3点を求めましたが、「郵便ポストについては現在市川郵便局と協議を行っている」「臨時駐車場は千葉県水道局との約束で17時40分までで閉鎖せざるを得ないが、利用時間終了後に出庫するような場合には、守衛にお声掛けいただければ対応するのでご理解願いたい」

「送迎バスについては、運行を開始して約4ヶ月のデータを確認している。1,662便を運行し、19,500人強の方が利用、乗車定員28人に平均乗車数は12人弱、乗車率では約42%であるが、このうち13便は満車での運行となっている。送迎バスの周知進展に従って、乗車人数が増加傾向にあるため、今後の利用状況等をさらに確認しながら、必要に応じて増便などの対応をしていきたいと考えている」との答弁がありました。

『南行徳駅前通り』自転車レーン化 塩浜部分年内に完成

 道路の老朽化について、市民からどのような要望が寄せられ、どのように対応しているのか質問しました。

「要望件数は平成28年度で約2,000件以上と膨大な数が寄せられている。直接職員による補修や業者委託によるパトロールと小規模修繕工事で、約94%の対応を行っている。対応のできないものの中には翌年度に繰り越したり、工事にいたるまでに時間のかかるものもあるため、応急補修を重ねながら施設の延命をしているという状況もある。」との答弁がありました。

また市道0101号(通称『南行徳駅前通り』)の自転車レーン化について尋ねましたが「片側3車線、全6車線を片側2車線、全4車線とし、歩道側の1車線目を活用して自転車走行空間の整備を行う。『新浜通り』と同様に、青色の着色と白線により視覚的に分離し、通行者の視点からも明確化が図れるようにする。

平成29年度の整備予定は、ハイタウン塩浜から塩浜橋手前の約430メートルの整備を予定している。現在は工事請負業者が決定し、現地測量などの準備を進めているところであり、9月末頃から工事着手し、年内に完成する予定となっている。」との答弁があり、塩浜4丁目部分の年内完成予定を約束しました。

塩浜中央公園の整備 3年間での整備を確約

昨年10月4日に「塩浜4団地連絡協議会」が『ハイタウン塩浜内中央公園に関する要望書』を市川市に提出しています。これにどのように対応しているのか聞いたところ「塩浜中央公園についてのリニューアル整備に向けて、(塩浜4連協と)平成29年度は3回から4回程度の検討会を設置し、基本設計として取りまとめていく。

整備工事は3年間で計画する予定。」と答弁し、地域と話し合い、要望を聞きながら、3年間かけてリニューアル整備することを確約させました。

塩浜学園を4階建ての新校舎に 保護者・住民の意向を反映

 塩浜小学校と塩浜中学校が一貫校となったことで新校舎の建設が必要になるが、どのような校舎をつくるつもりなのかを聞きました。

「鉄筋コンクリート4階建ての一棟に立て替える。2階に1から4年生、3階に5から7年生、4階には8,9年生の教室となる。校舎の中央を通る廊下の幅を8メートルと広くすることで、イベントや交流用のスペースとして活用できるようにする。エレベーターを設置し、バリアフリー化する。その他、地域の方が活用するスペースとして地域支援室を設ける。

体育館は2階建てとし保育クラブやビーイングを1階に設置して、地域の方たちの利用しやすさを考慮したものにする。テニスコートやグランドについても十分な面積を確保する。こうしたことが、9年間の連続した学びとなる義務教育学校であることや、コミュニティ・スクールを推進し、地域とともにある学校づくりを進めている塩浜学園の特徴になっている」との答弁がありました。

塩浜学園では学校運営に地域が参画する『学校運営協議会(コミュニティ・スクール)』がつくられており、私、荒木詩郎も可能な限り傍聴するように心がけていますが、その中で委員の方から、「今のPTA会議室は職員室から離れているため、十分な連携ができていない。」との意見が出ていました。この意見にどのように対応するのか尋ねたところ、「学校側と協議し、意向を反映している。」と、保護者・住民の意向を反映すると約束しました。

 

過去の議会報告

29年度         6月定例会
28年度   2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
27年度   2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
26年度   2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
25年度   2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
24年度 2月定例会  平成25年度予算賛成討論 12月定例会 9月定例会 6月定例会
23年度         2月定例会 
  24年度予算 12月定例会 敬老祝金支給条例改正案 9月定例会 6月定例会
22年度   2月定例会
  23年度予算要求回答 23年度予算措置要求 12月定例会 9月定例会 6月定例会
21年度 2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会 5月臨時会
20年度 2月定例会 12月定例会 9月定例会 6月定例会
19年度 2月定例会 9月定例会 臨時会・6月定例会 12月定例会 2月定例会
18年度 12月定例会 総務委員会視察
(佐賀・長崎・大宰府)
9月定例会 行徳臨海部特別委員会視察 6月定例会
17年度 2月定例会 18年度予算要望に対する市川市からの回答 12月定例会 9月定例会 6月定例会
16年度 2月定例会 12月定例会 9月定例会 市営住宅審議会 6月定例会
15年度 2月定例会 12月定例会 決算審査特別委員会 9月定例会 6月定例会
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